2014年4月23日 庭園散策&洋館見学~旧古河庭園~

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 『六義園』のあとは、『旧古河庭園』にも行ってきました(*´∇`*)

 ここは2回目ですが、前回訪れたのは7月だったので、また少し雰囲気が違いました。
 
 イギリスの建築家ジョサイア・コンドルさんの遺作(東屋のような小さな作品は造られていましたが、大きな作品はこれが最後のようです)とも言われているルネッサンス風の洋館、そしてそれを取り巻く洋風庭園……

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 洋館に薔薇園という組み合わせは、最高にときめきますね!! 

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 そして下の方へ降りていくと、小川治兵衛氏(庭師植治)による日本庭園を拝めます。
 とことん贅沢ですね(*>∇<)

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 なんかカメばかり撮ってしまった(笑)
 大滝は残念ながら運用停止中(設備保全処置により、4月23日~26日運用中止)
 でしたが、これはこれである意味レアでしょうか。

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 そして今回は、たまたま洋館見学ツアー(先着26名 or 30名)の時刻だったようで、
 迷わず参加してきました(*´∇`*)v

 玄関でスリッパに履き替え、いよいよ見学スタート060.gif

 一九一七年(大正六年)五月竣工の洋館……

 洋館の中は撮影禁止なので、写真で紹介出来ませんが……当時の状態をなるべく再現したとのことで、とても趣のある内装でした!!

 女性のスタッフの方が中を案内しながら、色々解説してくださいました。

 広い洋館ですが、生活していたのは、古河財閥三代目当主・古河虎之助さん、そしてその奥さまと息子さんの三名だけだったようです。

 それに対して、お手伝いさんの数は四十名だったとのこと∑o(^o^*)o
 至れり尽くせりなご生活だったようです(*`・ω・)

 お部屋に虎之助さんと奥さまの写真が飾られていました。
 虎之助さんは中々精悍な顔つきで、奥さまもおきれいな方……
 当時は美男美女のご夫婦で有名だったらしいです! ← こういう話はよく覚えている(笑)

 ……

 一階で一番心に残ったのが、薔薇園が臨めるダイニングルーム……晩餐会等に使われたそうで、壁には四角く切り取られた小窓がありました。

 スタッフの方が腕を入れてみると、大人の腕の肘辺りまで奥行きがありました。
 当時はこの小窓を使って、配膳室で準備されたお料理を運び入れていたようです。
 (小窓の奥に配膳室、その更に奥に厨房があるとのこと)

 お客様の前に、御屋敷で働いている人たちが極力姿を見せないよう、配慮されていたようですね。

 壁紙やテーブルクロスが真紅色なので、部屋全体が上品な真紅色に包まれていました。

 そして何よりも見事だったのは、天井一面や壁の一部に施された果物の漆喰彫刻……一枚板の彫刻とのことで、壁の厚みも相当なものでした。それによって、大きな震災でもびくともしなかったようです。

 この天井の彫刻は、日本の職人さんが脚立に乗って長い時間をかけて根気よく彫ったものらしく、見学者の一人が、『首が痛かったことでしょうね……』と言っていました(笑)

 天井から吊るされた明かりが、晩餐会の時に邪魔にならないよう高さ調節が出来るようになっていたり、声が届きやすいように天井が高く設計されていたりと、色々と細かい工夫がされていました。

 ……

 ダイニングルームの手前には、家族三名のお食事スペース……通称Breakfastの間がありました。名前に反して、朝昼晩使われていたそうです(笑)

 隣のダイニングルームと続き間になっていましたが、それでは広すぎるので、普段は可動式の仕切り扉でダイニングルームが見えないよう仕切られていたらしいです。

 ……

 他には、応接室や書斎、ビリヤードルームがありました。

 応接室は青色のテーブルクロスがかかったテーブルが並んでいました。

 この部屋や、各部屋の暖炉の上には大鏡がありましたが、これは女性が化粧直しをするにはちょっと高すぎる位置……一番の目的は、部屋の広さを実際よりも広く見せる為だったようです。他にも、明かりを反射して部屋を明るく見せるという効果も狙っていたようです。

 応接室の鏡は当時のものだそうで、銀メッキ仕上げの鏡は、今ではほんの少し黄ばんで映り、それが逆にレトロで良い感じでした(*´∇`*)

 そして、ビリヤードルーム……

 ビリヤード台の六本の足を置く処にだけ白大理石の敷石があり、その下はレンガが積み上げられていて、丈夫に造られているとのお話でした。

 ……

 一階の見学のあとは、いよいよ二階へ……

 二階は洋間の他に、和室や仏間がありました。普通は洋と和で棟を分けますが、この洋館は同じ空間に和と洋を取り入れるという、一風変わった造りなのだそうです。

 二階は主に家族の私的空間として使われていたそうです。
 (屋根裏にあたる三階もあるようですが、そちらは倉庫とのこと。ここに当時の備品が残っていたりして、屋敷の再現に大きく貢献したとのこと)

 洋間の寝室やウォークインクローゼット(着物を着ることが多いので、床は畳)、子供部屋として使われた和室二部屋(息子さん一人で両部屋使っていたそうです)、そして水洗のお手洗いに、お風呂等など。

 お風呂は、猫足のバスタブを当初予定していたそうですが、虎之助さんが肩までつかれるように……と要望を出し、五右衛門風呂のような深めの丸いお風呂になっていました。

 しかし、このお風呂場……冬は―3度の世界……!!
 お手伝いさんが熱いお湯を壁にかけて、予め温めたそうです(^-^;

 ……

 家族の私的空間は、南側の好立地。当主のお部屋からは薔薇園が見えて本当にいい環境です。
 対する客間は北側で、部屋からも銅製の屋根が見えるだけという……(笑)

 外から見るとベランダかと思えた場所が屋根だったというのは、衝撃でした。
 銅製の屋根が客間から見えるようにしたのは、古河財閥が銅山によって財を成したからで、自分のところの商品を紹介する意味合いがあったようです。

 スタッフの方が、ここはベランダでも良かったのに……(^^;)と、漏らされていましたが、私もベランダの方が良かったかな……(笑)

 客間よりも家族の私的空間を好条件に設計されていますが、これは当時の日本では珍しいこと。当時の日本はお客様優先でしたので、この洋館は近代的な感覚をいち早く取り入れていたようですね。

 ……

 そんな感じで、とても楽しい見学会でした!!
 ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

 (見学中メモなどとっていないので、上の情報にもし誤り等ありましたらすみません……笑)

 一階のダイニングルームは喫茶店もやっているそうなので、今度は庭園を臨みながらの休憩がしてみたいですね(v≧∀≦)-☆



 >拍手
 ありがとうございます!!

 >鈍歩のばぶ様
 近くに住んでらしたことがあるのですね!(*´∇`*)
 庭園はとても素敵な空間でした、もし機会がある時は
 是非訪れてみてください……♪
 私もまた機会があれば行ってみようと思います!!

 
 
 

by hiiragi-rikka | 2014-04-25 19:48 | 日常